2012-06-26
『痛快!ビッグダディ 16』
23日(土)放送の『痛快!ビッグダディ 16』(テレビ朝日)。
朝日新聞の番組紹介欄には、「『子どもたちの自立と成長』をテーマに一家の最新情報を送る」とある。
長い間、「悪妻に振り回される夫と子どもたち」がテーマに思えたが、今回、見事に脱皮。
前回はまだ若干、陰を落としていた前妻には、一切触れず、夫婦喧嘩も封印。
高校3年生の三男、武志(むさし)君の進路問題を中心に、たしかに「子どもたちの自立と成長」を描いていた。
武志(むさし)君は、きょうだいの中でもとくに優秀らしく、兄たちは小学生の頃から、「武志だけは大学へ進学させてやろう」と話し合っていたという。
しかし、経済的な問題が。
悩んだ武志君は、インターネットカフェへ行き、大卒と高卒の生涯年収を調べ(あくまで平均年収の比較にすぎないが)、大学進学を決意。新聞奨学生となる道を選んだ。
装備だけで何十万円もしそうな自転車旅行や、留学で「自立」を図ろうとする某大家族とは、対照的である。
来春の放送では、新聞配達をしながら大学生活を送る武志君を見てみたい。
これからの『ビッグダディ』のテーマは、「悪妻」でも「夫婦喧嘩」でもなく、「巣立ち」。
ビッグダディ一家の子どもたちは、ほとんど年子なので、ネタ切れの心配なし。
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