『でたらめヒーロー』その他ドラマ
今クール、最もつまらなかったドラマは、『第二楽章』。
NHK「ドラマ10」は二度と観まい、と何度も誓っているのだが、40代女性をターゲットに作ったようだったので、とりあえず最初だけ、と観てしまった。
そして、まさかこんなにつまらないまま終わるはずがない、と観続け、最終回。
幸い、録画を1.3倍、途中からは2倍で観るようにしていたし、裁縫や掃除の傍らの「ながら視聴」だったので、腹も立たなかった。
「ながら視聴」と言えば、BSで再放送中の『おしん』。
子ども時代が終わった途端につまらなくなり、日曜日毎に6話分の録画が溜まり、2ヵ月が経過。
中断すべきか?でも、あらすじは把握しておきたい。なぜ年始の総集編を録画しなかったんだろう……(それは、子ども時代を欠かさず観たかったから)と臍を噛んだ。
たまたま年中散らかっている部屋の片付けが必要となり、1週間、掃除の傍ら「ながら視聴」して、なんとか一時、片付いた(部屋ではなく録画が)。
今クール、最も面白く観ているのは(残すところ最終回のみ)、『でたらめヒーロー』(読売テレビ)。
佐藤隆太演じる主人公が、「謎のドロップ」をなめてヒーローに変身し、活躍するという話。
深夜ドラマは作りが雑、という偏見を持っていたが、途中、本仮屋ユイカ演じるコンビニ店員の好物、「つぶあんのせシーフードヌードル」が重要な伏線だったことがわかり、侮れない、と認識を改めた。
『妖怪人間ベム』『ゴーストママ捜査線』など、子ども向けと侮っていたのに、はまってしまったというパターンが最近多い。そして、いわゆる「ドラマ世代」向けに作られた作品には肩透かしを食らう。
いずれにしても、ドラマを観すぎだ(ドラマだけではない)。
ただ、自分なりに時間は節約しようと思っていて、自然とランク分けしている。
ランク1 居住まいを正して観る。
ランク2 筋トレをしながら観る(目はテレビから逸らさない)。
ランク3 録画を1.3倍で観る。
ランク4 録画を2倍で観る。もしくは「ながら視聴」。
ランク5 録画を2倍で「ながら視聴」。
今のところ、ランク1で観続けているのは、大河ドラマ『八重の桜』。
いよいよ会津戦争のクライマックス。
観るのが辛くもある。
(文中、敬称略)