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2012-09-07

『東野圭吾ミステリーズ』『9係』そして『相棒』

小説と違って、テレビドラマのミステリーは、配役で犯人が予想できてしまうところが残念。

2時間ドラマはほとんどそうだし、昨日の『東野圭吾ミステリーズ』(フジテレビ)第9話「結婚報告」も、“単なる隣人”を平岳大が演じていた時点で、犯人がわかってしまった。

そういえば、2時間ドラマでも、最後、意外な犯人に驚いたことがあった。

10年ほど前に放送された、久本雅美主演のドラマ(今、確認したところ 『金曜エンタテイメント』の「女マネージャー金子かおる 哀しみの事件簿1」フジテレビ、2002年)。

タイトルに「~事件簿1」とあったので、久本雅美主演でシリーズ化するのだなと思って観ていたら、なんと久本が犯人。逮捕されたので、もちろん1回で終わり。唖然とした。

さて、『東野圭吾ミステリーズ』は、本編の前後に、全然面白くないナビゲーター・パートがあるのだが(つまらなすぎて、ここでも主演の中井貴一が可哀想)昨日の第9話では、それに加えて、本編にも余計なシーンがあった。

最初と最後に、主演の広末涼子が、小学生の母親と間違えられ、そんな年ではない!と憤慨するのだが、ストーリーと何の関係もない(もしかして原作通り?最後のオチに必要だったとして、ほかのエピソードに変更可能)。

このシーンを加えることによって、ドラマが引き立つわけでも、殺伐としたドラマが和むわけでもない(人によっては和むのだろうか)。

『相棒』(テレビ朝日)からの惰性で、つい観てしまっている『警視庁捜査一課9係』も、女性の年齢や、独身であることをからかうシーンが多く、「またか」と思う。

『9係』と同じ枠でも、『相棒』は作り手側の価値観を信頼できるから、安心して観られる。

(文中、敬称略)

 


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