2013-03-12
震災遺族代表、お三方に敬意
昨日3月11日。
東京で行われた追悼式では、岩手県の高校3年生、山根りんさんが遺族代表の言葉を述べた。
直前まで観ていた震災関連番組(録画)で、津波で亡くなった母を思い泣いていた同じ人物とは思えないほど毅然としていて、彼女の2年間の葛藤が伝わってきた。
同じく遺族代表の西城卓哉さん(宮城県)、八津尾初夫さん(福島県)の言葉にも聞き入った。心から語られる言葉がもつ力を感じた。
ちなみに、安倍総理が何をしゃべっていたかは、まったく思い出せない。
その後もテレビを観続けていたが、番組を選んだこともあり、思ったほど安易でも不謹慎でもなく、新たに知らされることがたくさんあった。
ある番組では、小倉智昭が「東北の人は前向きだよね~」と言っていた。
私もしばしばそう感じる。
でも当たり前だが、そうでない人もたくさんいるし、前向きになれなくても仕方がない状況なのだ。
被災した東北の方々は、「前向き」とか「我慢強い」とか十把一絡げに言われて、「またか」と思っているに違いない。
※ 東日本大震災追悼式 遺族代表西城卓哉さんの言葉
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201303110369.html
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